LINEなどの通信アプリは学力を低下させる
「スマートフォン・ LINEのしすぎで勉強しないから成績が下がる」というのは明らかな間違いです」
スマートフォンの使用が子供の認知機能に大きな影響与えることがわかってきました。
特にLINEなどの通信アプリの与える影響が大きいようです。
東北大学が仙台市教育委員会と協力して行った調査の結果、「スマートフォンを1時間使うごとに、算数・数学のテストの点数が約5点下がる」という結果が出ました。
「スマートフォンのしすぎで勉強する時間が少なくなっているからだろう」と考えてしまいがちですが、そんなに簡単なものではないようです。
「家で2時間以上勉強しても、2時間以上スマートフォンを使用していれば、その2時間の勉強が無駄になってしまい、ほとんど勉強しない子供と同じ成績になってしまう」というデータを突き付けられるとそら恐ろしくなってきます。
さらに恐ろしいことには、スマートフォンについては使用する時間を減らすことで成績が下がることを食い止めることができますが、LINE等については、過去に使用したことがあるというだけで、成績に対する影響がずっと続いてしまうことが明らかになりました。
子供の成績を下げないようにするには、
- スマートフォンの使用時間を減らす
- LINEなどの通信アプリアプリはできるだけ使用しない
ことが大切です。